takesumisunのブログ

あんさんぶるガールズのSS書いたりしてます

【あんガル】裏方は大変なのです〜前編〜

ちか「にょ〜ん…牛乳瓶底メガネがいないと、とても平和でいいですね〜」

ちづる「やこちゃんったら、突然「あたしより強いやつに会いに行く!」って言って出てっちゃったけど…やっぱりわたしも一緒に行ったほうがよかったかなって?」

ちか「ヘルプマンが一緒に行ってるから大丈夫ですよ〜。そんなことより私を甘々に甘やかして〜♪」

ちづる「よしよーし、ちかちゃんのアホ毛はいつ見ても立派かなって♪一応喧嘩じゃないっぽいから怪我はしないと思うんだけど…」

ちか「瓶底メガネの考えてることなんて、どうせ世界征服とかじゃないんですか?(適当)」

ちづる「それ実際に言ってたかなって」

ちか「げ、マジですか…やっぱあいつ頭おかしいですよ。大体いつもいっつも私をイジメて楽しんで…」

やこ「聞こえてるわよ〜トミ子!(むんず!)」

ちか「ひぃ!!」

ちづる「あ、やこちゃんお帰りかなって♪随分と早かったかなって」

やこ「まぁ、どこに行くかは目星つけてたし、こいつ(転校生)がいたから話し合いがスムーズに進んだのよね。それで思ったより早く済んだの」

ちか「にゅ〜ん!やめて〜!アホ毛引っ張らないでぇ!!」

ちづる「そうだったの。でも何しに行ってたのかなって?」

やこ「…なんか言うのイヤになった」

ちか「にょ〜ん!アホ毛を三つ編みにしないでぇ〜!!」

ちづる「なんでかなって?…あ、ちかちゃん三つ編みカワイイかなって♪」

やこ「…本当は、今回の舞台装置、トミ子とこいつだけだと過労死するんじゃないかと思って助っ人を頼んだんだけど…どうやらいらない心配だったようね、こんなに元気があるなら1日30時間は働けるわね♪」

ちか「社畜のレベルを超えてる!!?」

ちづる「そうだったのかなって…でもそれだったら部員のわたしも一緒に行ったほうがよくなかったかなって?」

やこ「役者のあんたは役にだけ集中してればいいのよ。裏方の仕事は裏方がやる。いつも言ってることでしょ」

ちづる「やこちゃん…も〜!そうやってわたしに気遣ってくれるから大好きー!」

やこ「くっつくな!ウザい!!」

ちか「上でイチャイチャしながら三つ編み増やしまくってるから、もはやドレッドヘアーになってる!?」

やこ「あー!もう、話が進まないわ!とりあえず離れなさい!」

ちづる「も〜、やこちゃんは素直じゃないかなって♪」

ちか「…とりあえず私を解放してもらっていいですか?」


やこ「…以上が装置の説明よ。何か質問ある?」

ちづる「ん〜と、話を聞くだけだとそんなに大変ぽくないかなって?以前やった海賊の方がよっぽと大掛かりかなって」

やこ「そう、装置自体大きくないわ。そしてあたしも甘く見てたわ…」

ちづる「…な、なにか重大な欠陥でもあるのかな?」

やこ「重いのよ」

ちづる「…え?重いって、なにが?」

やこ「装置が重いの。二度も言わせんじゃないわよ」

ちづる「え〜と…装置のことはよくわからないけど、そんな重そうなの使ってたかなって」

やこ「今回ね、伝手でプロが使ってる道具を借りることが出来たのよ…んで、試しにあたしが使おうとしたんだけど…重くて運べないの」

ちづる「そんなに重いのかなって!」

やこ「あたしとトミ子の二人だったら持ち上がったんだけど、その装置4つあるの。こいつはまぁひとりで大丈夫だとして、腕力ある奴があとふたり必要だったの」

ちか「にゅ〜ん…作るのは得意ですけど、か弱い女の子なので力仕事は似合いません〜」

ちづる「ちかちゃんは手脚細くて羨ましいかなって♪」

やこ「…まぁ、そんなんだからあんたは役のことだけ考えてなさい。あたしはまだ用事があるから、また出掛けてくるわ、それじゃ」


ちか「にょ〜ん…やっと出ていきやがりましたか。てかこの三つ編みほどかないと」

ちづる「え〜?せっかく編んでくれたのに、似合っててカワイイかなって♪」

ちか「ヤですよ、これじゃあアホ毛レーダーが使えないし…って、あれ?ほどけない?!てかメッチャガチガチ!!?」

ちづる「あ、これワックス使ってある。しかもベリーハード…これはなかなか取れないかなって♪」

ちか「…あの瓶底メガネぇぇええ!!」


続く